あゝ、『煙』が目にしみる

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今の子供は、当たり前のように、電子機器を扱います。誰が教えたわけでもないのに、指をスライドさせて、画面を切り替えるのです。子供はじっと大人のやることを見ているのです。そんな風景を絵にして見ました。


 10日あまり前のことですが、超党派の日米国会議員連盟に与する議員たちがワシントンを訪問しました。その折、米国の議員たちと会談し、北朝鮮の一連の動きについて、「脅威が新たな段階に入っている」との認識で一致しました。

 さて、この「脅威」「新たな段階」とは一体何を、どう意味しているのでしょうか。

 現在、釜山の港には、第1空母打撃群の空母「カール・ビンソン」が入港しています。
 もちろん、これは毎年実施されている米韓合同訓練のためであり、朝鮮半島周辺での訓練を実施し、有事に備えるという、独立国家であれば、しかも、隣に好戦的な国家があれば、極めて当然の訓練対応でもあるのです。

 しかし、新聞を読んでいますと、尋常でない文言も、この米韓合同訓練には見られるのです。それは、「北朝鮮指導部を排除する作戦」というものです。
 米韓の精鋭部隊が平壌に潜入して、北朝鮮指導部の抹殺を図ると、私などは短絡的に考えますが、実はそうではないようです。

 というのがあって、これは、米軍のステルス機が平壌上空を飛行し、バンカーバスター弾を投下するというものです。

 昨日でしたか、サイパンからステルス爆撃機B−2が朝鮮半島に飛来したようですが、このB–2には、バンカーバスター弾GBU-28が8基搭載可能なのです。
 バンカーバスター弾というのは、地下50メートルまでを破壊することができる地中貫通弾です。
 本当かどうかわかりませんが、北朝鮮の核心なる人物は、米韓合同演習中には、地下50メートルに作られた防空壕で暮らしているといいますから、それを標的にしていることが明らかな爆弾なのです。

 これまで、アメリカは「戦略的忍耐」なる言葉を使って、北朝鮮に対してきましたが、先の日米国会議員連盟と米国の議員の会談での「脅威が新たな段階に入っている」との言葉のあり方からすれば、「戦略的忍耐」の放棄につながることは間違いないようです。

 もし、アメリカが平壌の爆撃計画を綿密に練っているとするならば、まず、日本の了解が必要です。いくつかのミサイルが放たれ、在日米軍基地、そして、東京や私の暮らすつくばにも落ちる可能性があるからです。
 ミサイルが着弾する前に撃ち落とすための、日米両軍のすり合わせが重要になります。
 日本政府の動きを見ていますと、アメリカの作戦遂行に同意をすることは間違いありません。

 そして、問題は中国です。
 今月4日、第7艦隊は、ニミッツ級空母「ジョン・ステニス」、誘導ミサイル駆逐艦「チャン・フー」「ストックデール」、誘導ミサイル巡洋艦「モービルベイ」、補給艦「レーニア」などの艦船が、1日から南シナ海東部に展開していると声明を出しました。
 
 そして、8日、全人代開催中に、日本は心の病を治せと偉ぶった記者会見をした王毅が、これも偉そうに、米朝は頭を冷やせと自制を求めました。
 その後、新聞はこれに対する日米の反応を伝えていません。
 日本は、心の病と言われても誰も反応をせず、一方、アメリカは自国及び同盟国防衛のため、王毅の言を一蹴したのです。

 南シナ海で、ついこの間、遼寧が発着艦訓練を行った海域で、それに数倍する、否、数十倍する発着艦訓練を米海軍空母打撃群は、あたかも見せつけるかのようにそれを行なったのです。

 海軍は通常の派遣であり、通常の訓練を行っていると述べていますが、米国防総省は、この訓練を、「米国や他国の権利と自由を制限する行き過ぎた海洋権益の主張」に対抗することが狙いだとしているのです。

 さらに、15日、こんなニュースが出てきました。
 
 共和党のルビオ、民主党のカーディンの両上院議員が、東・南シナ海で不法行為に関与した中国の個人・企業などに制裁を科すための法案を提出したというのです。

 明らかに、南シナ海での人工島に軍用基地を建設していることを睨んでの法案提出であり、それを党を超えて出したということは、大変重要な意味を持っています。
 この不法な建設に関与した人物と企業に対して、制裁や査証の発給停止をするというのですから、対ロシア政策に近い強硬な対応と言えるでしょう。
 もっと、すごいのは、この法案に、東・南シナ海での中国の主権を認めた国家に対する米国の援助を制限することも明記したということです。
 これは、中国の金で動く、東南アジア諸国及びアフリカ諸国に対しての明確な圧力になります。
 つまり、アメリカは「本気」なのです。

 14日、朝鮮中央通信は、米韓演習を批判し、「われわれの自主権と尊厳を少しでも侵害すれば、わが軍隊の超精密打撃が地上と空中、海上で無慈悲に加えられる」と威嚇しました。

 でも、私は日本とかの国の『煙』に注目しているのです。

 護衛艦「こんごう」、イージス艦「きりしま」のミサイル発射映像を見て、そして、昨日17日、日本政府の情報収集衛星の打ち上げ映像を見ても、6日に発射された北朝鮮の4発のミサイルと大きく違うことに、誰でも気がつくはずです。

 それは、噴射の『煙』の違いです。

 あの『煙』の差は、如何ともしがたい彼我の「差」を示しています。
 噴出されるエネルギーの差、そして、発射技術のレベルの差です。

 きっと、かの国の核心なる男の目には、自国の安っぽい『煙』が、目にしみているはずです。


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《6/28  Wednesday》

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