アメリカの狙いはそこではなかった

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山があり、川があり、森があり、そして、空がある。どこかの光景ではなく、空想の光景なんです。ですから、自然のように見えて、どこかに不自然さがあるんです。絵が為す虚構の自然というわけです。


 長い連休も終わり、今朝は、たくさんの人がぐったりとして職場で過ごしているのではないでしょうか。

 私は、職場ではないのですが、少々疲れ気味で、きっと書斎の椅子を回し、窓から外の光景を見ているにちがいありません。何もやる気が起きない時に、私はそうして、道向こうの森を見たり、南の空をボーッと見ているからです。

 近くに暮らす孫たちがやってきて、大騒ぎでどっと疲れ、オーストラリアからは、ヤモリを食べてしまったLALAが今度はサファーズの公園で枯葉を食べて喉に詰まらせ、公園中で、皆に心配をさせたとか、HIROSHIと名付けられたルンバをバンバン叩いて大暴れしたとか、その煽りでGOKUが少々拗ねてしまったとか、いろいろと大変なニュースが入ってもきましました。

 それにしても、まことに平和なことであるとつくづく思う次第なのです。 

 私は、新聞記事を読んで、それをEVERNOTEに一旦ストックして、何かの折にまた読み、必要に応じて、また残しておいたり、消去したりしています。
 この連休中にも、随分と溜まりに溜まった記事を検分して、消去したりしていたのですが、ちょっと気になることにも気がついたのです。

 それは、アメリカが、殊の外、中国に対して敵愾心を燃やし始めているということです。
 
 かつて、アメリカは、自国と敵対することを念頭において、世界各国との間で起こるだろう紛争にいかに対処するかシミュレーションを作っていました。
 日露戦争で、日露の仲介に立ち、ポーツマスで講和条約を結ばせたアメリカですが、同時に、日本の勢力の拡大を察知し、「オレンジ作戦」なるものを策定し、将来の対日戦に備えたという話は有名です。

 アメリカという国は、カラーを冠した作戦を全世界の国を対象に策定しています。
 あのイギリスに対しては、「レッド作戦」を策定し、1974年にこれが公表されるとちょっとした物議を醸したことも記憶にあります。

 中国に対しては「イエロー作戦」が策定されましたが、これは日本による北京および上海への攻撃から自国民を守る作戦が主で、とりわけ、中国をどうこうしようと言うものではありませんでした。
 だから、シェーンノートという軍人を派遣して、中国空軍の支援にも積極的に乗り出していました。日本の零戦が中国大陸でデビューをした時も、その優れた性能をいち早くワシントンに打電したのもシェーンノートのフライングタイガーの部隊であったのです。

 しかし、EVERNOTEにストックされた一連の記事を見てみますと、中国に対して、アメリカがかなり強硬に出てきていることがうかがえるのです。

 北朝鮮の一件がアメリカの政治的勝利で終わる形勢が濃厚な中、アメリカは太平洋における覇権の維持を、かつて、日本に対して行ったように、じわじわと行いつつあると感じたのです。

 アメリカに反抗する輩は決して許さない、アメリカにはそうした政治的動向が常に見えます。
 アメリカを侵害する輩に対しては徹底的な反撃を行い、完膚なきまでに叩き潰すのだと言う熱意さえ強く感じ取ることができるのです。
 それが、アメリカ政府のいかなる政権においても共通し、アメリカ軍の世界戦略の一貫した立ち位置なのです。
 その際、アメリカが行う作戦は、まず、外堀を埋め、こらえきれずに敵国に攻め込ませ、アメリカ国民の義憤を駆り立て、一気に相手を潰しにかかると言うものです。

 日本も、経済包囲網をひかれ、にっちもさっちも行かなくなり、開戦におよび、国力の彼我の差により、敗北をしたのです。
 北朝鮮に対する戦術もまったく同じであることに気がつくはずです。

 日本は義憤に駆られ攻撃に転じたの対して、彼の国は諸手を挙げて、笑みを浮かべすり寄っていくだけの違いです。

 今、アメリカは、中国を14年連続で<優先監視国>とし、制裁関税発動も検討するなどしています。
 さらに、国防総省は全世界の米軍基地内の店舗で、中国製の携帯電話の取り扱いをやめるよう指示を出しました。米兵には、基地外でも中国製造の機器に留意するよう指示を出しています。
 それらの機器を通して、機密が漏れることを恐れているからです。もちろん、中国はあり得ないことだと反論をしています。

 そして、南シナ海での中国が国際裁判所からの判決を無視して造営した基地に対しても、艦船を派遣、あるいは、航空機を飛ばしているのです。
 さらには、中国が核心とする台湾に対しても、新たに法律を作り、関係を深めようとしているのです。

 そして、アフリカで事件が起きました。
 ジブチに作った中国初の海外基地から、米軍のパイロットにレーザー光線が発射され二名パイロットが負傷したというのです。

 どれを見ても、アメリカが本質的に持っている戦略に合致します。

 近いうちに、南シナ海のどこかの環礁を埋め立てたところで、米中の軍事的衝突があって、アメリカがまだ軍事的優位性を保つこの時期に中国の頭を打つことは大いにありうるのではないかと思っているのです。

 それを中国政府もよく承知しているようで、インドとも、日本とも誼を通じるそんな政治的動機で近寄ってきているのです。
 そんなことを南の空を眺めながら思っていましたら、一気に連休気分が吹っ飛んでしまったのです。





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たいしたことではないのですが、その出会いや言葉が、生涯を左右する生き方に反映されていることに気がつくのです。
そして、自らの、他者に影響されない、あるいは、政治的に作用されない、自分だけの風を見出すことにつながっていくことにも気づくのです。
我は我、我が人生は、我が内に吹く風によって決するのであって、流される風に左右はされないという域に達するのです。>

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