裕福で、ゆとりある生活の秘密

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アメリカという国の偉大さは、兵器にも美しさを求めたことだと私密かに思っているのです。これは軍用ヘリですが、丸みがあって、輝きもあって、とても美しいと思うのです。どう、ご覧になられますか?


 スポーツクラブでの卓球、めきめきとは言わないまでも、それなりに腕をあげて、試合にも勝てるようになってきている私です。

 卓球の練習がひととおり終わり、ダブルスの試合を始める前、10分ほどの休憩時間を取ります。
 私たちのクラブが本拠地とする体育館には冷房がありませんから、水分補給をして、外の風に当たるのは大切な「ルール」となっているのです。

 そのおり、誰かしらが何かを持ってきては、それを分けて、皆で食べるのです。
 ですから、私もオーストラリアの土産のクッキーだったり、いただきものの菓子を持っていったりするのです。

 つくばという場所柄、家で農業らしきことをしている方もいます。

 「農業らしきこと」ともったいぶって言っているのは、農業では生計を立てているというわけではないからです。
 大粒のブルーベリーを冷やして持ってきてくれる方は、家に100本のブルーベリーの木を植えて、趣味でそれを育てているというのです。
 果たして、それが趣味と言えるのかとも疑うのですが、採った実を売っているわけではないので、趣味と言われればそうかと納得せざるをないのです。

 また、秋にゆずやみかんを段ボールいっぱいに入れて持ってきてくれる方もいます。
 庭にある木から採ってくると言います。
 ゆずには棘があり、また梯子をかけて採るわけですから、手間と時間がかかります。
 それを皆で分けて持って帰り、美味しくいただけるのですから、私などからすれば何よりのプレゼントということになります。
 フルーツばかりではありません。
 里芋に、トウモロコシ、トマトに、スイカと、卓球を終えて帰る時には必ずといっていいほど土産をもらって帰るのです。
 
 この「農業らしきこと」をしている人たち、旅行にもしょっちゅう出かけています。
 これは伊豆の饅頭だとか、広島名物の、岩手のと、甘味を持ってくるのです。
 この人たち、なんて豊かで、ゆとりのある生活をしているのだろうかと私、時折、思うのです。

 先だっては、土地売ったら、病院で3割請求されたという人がいました。

 年齢的に、その人は2割請求くらいのお年だと思うのですが、その話を聞いて、40代ぐらいの、卓球クラブで一番若い女性が、じゃ、何億も入ったんですかとあからさまに問うたのです。
 まぁ、そのくらいだが、税金でごっそり持っていかれるからよぉと、私とはまったく異なる世界の話をしていました。
  
 まぁ、そのような例は稀なのですが、実際、つくばの地の人たちの様子を見ていますと、どこから収入があるのか不思議に思うことがあるのです。
 しかも、彼らの家はまるで城のような作りでもあるのです。
 豪壮な長屋門があり、その奥に邸宅があり、庭には筑波石がおかれ、手入れの行き届いた植木が植えられています。納屋には耕作機械に混じり、高級乗用車に、息子のでしょうかスポーツカーなども置かれています。

 日本の農家は裕福だと、不思議さを伴って、実は思っているのです。

 誰かが、田舎には乞食はいないなんて言ってことを思い出します。
 乞食なんて言葉は今はあまり使いませんから、ホームレスという言葉を使えば、田舎にはそういう人たちがいないということになります。
 田舎には彼らを養うアルミ缶も、食べ残しもありませんから、当然、彼らは田舎では立ちいかない人々なのです。
 都会の狭間で、誰にも関わることなくそっと生きていくのがホームレスの生きる場所なのだろうと思ったりもするのです。

 同時に、田舎であれば、収入がなくても、なんとかやっていける秘密の方法があるに違いないと思うようになってきたのです。

 土地があれば、田んぼを貸して、コメを作り、自分たちが一年食べるコメは手に入るし、庭の端に畑を作れば、おかずはそこから生まれてきます。
 みかんも、柿も、梨も庭木にあれば、何をしなくても実はなるのです。

 それにささやかでも年金が入れば、なんとかやっていけるというわけです。
 いや、なんとかどころではありません、裕福に、贅沢にやっていけるというわけです。

 きっとその根本には何か素晴らしいことがあるに違いないのです。
 
 それこそが、こうして持ち寄り、惜しみなく皆に与えることだと私は気づくのです。

 ブルベーリーだって、あれだけの量を持ってくるには、相当な時間をかけて摘み、冷蔵庫で冷やして、タッパーに詰め込みという仕事が必要です。
 ましてや、里芋だったら、鍬で掘り起こし、井戸で洗いと手間暇かけているのです。

 きっと、独り占めしたり、欲張ったりしないそうした心持ちに加えて、人を喜ばそうという気持ちがあるからこそ、彼らは裕福で、心にゆとりある生活をしていけるのではないかと思ったりもするのです。




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