夜をぶっとばせ

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木漏れ日を浴びて、風に揺られる、そんな花を美しいと思うのです。だって、可憐ではないですか、支えてやりたい、手を差し伸べたいと思わせてくれるではないですか。花が女性に例えられるのはそのためなんだと改めて思うのです。男に例えられる花ってそういえば聞いたことがありませんものね。



 この一文を書いているのは、水無月のみそかの日の朝です。
 そして、この一文を掲載するのは、文月の二日を予定しています。
 そう、今日です。

 自らに課した減量を達成するための運動プランをこなして来た水無月のみそかの朝。
 
 サムライと呼ぶのは気がひける(ロシア)
 勝って上に行けなかったのに賞賛され、負けて上に行ったチームにブーイング(韓国)
 各国が血戦を繰り広げたのに対し、ボールを回し続け、尊敬は得られなかった(中国)
 他の試合の行方に運命を託すという決断にはあぜんとした(英国)
 
 日頃、日本のことをあれこれと言ってくるお国の批判には慣れていますが、英国までもが批判するのかと半ば呆然としてしまったのです。

 深夜の放送では、私はゲームを見ることができません。
 現在、ストイックなまでに自分を制御しているからです。

 己を管理して、目標を達成する際の最大の敵は、達成のために作成したルーチンを破ってしまうことです。
 このくらいならいいかとか、今日は暑いからとか、そこまでやらなくてもと、自分を甘やかせて、ルーチンを反古にしてしまうことです。
 
 人間というは、実に弱いものです。

 心は常に楽な方向へと人を仕向け、脳はそれを肯定する言い訳を小気味好く作り出します。
 ですから、ルーチンを破っても、いかようにも方便をつけることができるのです。
 もちろん、目標不達成という無様な歴史は自分の中に刻み込まれます。

 今月の目標を達成し、来月はさらに自分を追い詰めて行くプランを立てていますから、なんとしても今月の目標を達成しなくてはならないのです。
 ですから、そのために、私は深夜まで起きてルーチンを破壊する行為はできなかったのです。

 つまり、私は、あの試合をリアルタイムで見ていなかったのです。

 負けたが、出されたカードの二枚の差で決勝トーナメントに進出ということだけを知っていただけだったのです。
 
 で、昨日、テレビを見ていたら、えーっ、こんなことになっているのとびっくりした次第なのです。マスコミはいつも、大げさに報道し、我々をそそのかしますから、そのことを考慮に入れても、えーっ、こんなことになっているのと驚いた次第なのです。

 そして、水無月のみそかの朝、取っている経済新聞が、先ほど示した各国の意見を掲載していたというわけです。
 なんでもそうですが、批判は甘んじて受けるというのが鉄則です。
 それらの言葉に、目を丸くしても、目くじらを立てても、涙目になっても始まりません。
 
 でも、日本のサッカーは一皮剥けたのではないかと、私、感じたのです。
 
 猪突猛進するばかりが能ではないということです。
 がむしゃらにゴールめがけて、悲劇的なゴール、つまり、得点できない攻撃を繰り返すのではなく、試合のあらゆる要素を判断して、試合に勝つというゲームができるようになったということです。

 あのポルトガルやアルゼンチンのスーパーストライカーなど、息切らして走っている姿など見たことありません。チャンスの到来をまっていて、いざという時に、一仕事するだけです。
 もちろん、日本にはあのようなスーパースターがまだいないようですから、そのようなプレーヤーが出てくる前、チームとしてのスーパープレーを今回行ったということだと私思っているんです。

 そこには、スタッフの緻密な情報取得能力があったこと、それを受けての監督の決断があったことを知っていなくてはなりません。
 でなければ、今回のプレーは土壇場で赤っ恥をかかせられる事態になっていたのです。
 そうはならない計算が、情報と予測の中でなされていたとみるべきなのです。

 他力本願と言いますが、決してそんなことはない、別会場で行われているチームのありようをつぶさに計算に取り込み、的確な予測をスタッフがしていたということです。

 それに何より、選手たちがそれを了解していたかのように振る舞いました。
 我が日本チームの目標は、決勝トーナメント進出し、さらに勝ち進むことにある。そのために、大幅にメンバーを入れ替え、このゲームで先取点を取られたら、このように行う、と。
 すべて、了解した上での、取り組みだったのです。

 だから、私は、明日の未明に行われる決勝トーナメントの試合では、日本には勝機があると踏んでいるのです。





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へへっ

驚いていただきましたか。

No title

有名なタイトルではありますが、さすがに一瞬驚きました(笑)
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