炭酸ジュースを飲んだ後のような気分

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この日、港に行く車の温度計は39.5度を出していました。あまりの暑さに、バス釣りやヘラブナ釣りをする人もいませんでした。いつもは見ない県警のパトロール船だかが港を巡回していました。


 「大国」であると、自負するアメリカと中国の二つの政府が、頑張っています。
 頑張っているたって、なんということはない、見栄の張り合いなのですが……。

 7月14日、国防総省が、中国の情報収集艦船がハワイ沖でリムパックを偵察して、訓練に支障が出てくる可能性があると公表しました。
 この艦艇は、「東調」級情報収集艦で、アメリカのEEZ内で活動しているというのです。

 リムパックに招待されなかった腹いせでやっているのかと思いましたら、招待された前回もこのスパイ船を送り込んできて、他国艦船の情報収集をして、それがあまりに露骨であると抗議を受けたと言いますから、きっと恒常的に敵対するであろう国の防衛力に、中国政府は多大なる関心を払っているに違いません。

 この情報収集艦艇が集めたものではないのですが、環球時報が、リムパックの写真特集を先だって掲載しました。

 「“环太平洋”军事演习中,美国陆军和日本海上自卫队进行了岸基反舰实弹射击演习」
 日米が島嶼攻撃のミサイル演習を共同で実施したと、随分と具体的なのでびっくりしているのです。明らかに、日本がその手の作戦を視野に入れていることに神経を尖らしていると感じるのです。

 同じ14日、沖縄県の辺戸岬沖の日本のEEZ内では、中国の海洋調査船らしき船舶が、海洋調査を行なっているのが確認され、海保が「同意のない調査活動は認められない」と警告を発しています。

 いつものこととはいえ、「大国」らしくない、こそこそとしたあり方には眉を顰めてしまいます。

 その数日前には、アップルのエンジニアが逮捕されたというニュースもありました。
 このエンジニアというのは、もちろん、中国人です。アメリカを離れる際の空港で、FBIにより、身柄を拘束されたと言います。
 拘束理由は、アップルの自動運転技術の詐取だということです。

 米国企業に内部者として潜り込み、機密情報を持ち出し、利益を得るというのです。
 しかも、それは個人による策謀ではなく、中国政府が率先して後押しをしているというのですから、実に、困ったものです。

 そんなことを知ると、アメリカが知的財産を守るために必死になっていることが良くわかり、それに対して、中国こそ世界貿易における自由競争を推進していると自画自賛する中国政府の声明が空々しく聞こえるのです。

 先進技術を真似て同じものを作るというのは、決して、悪いことではありません。
 そうすることで、新たなアイデアも浮かび、さらに優れた技術開発につながるからです。

 日本だって、明治初期、英国の最新鋭軍艦を買って、それを分解し、ボイラーの技術を探り当て、より性能の良いものを作り出しました。
 さらには工夫を凝らして、艦艇の水面下のバウの形状を球形にすれば、さらにスピードが上がることを突きとめたのです。
 今、世界のタンカーにしろ豪華客船にしろ、その船も、その形状を採用しています。
 ですから、決して間違いではないのです。

 いま、習近平が、「中国製造2015」という標語を掲げて、ハイテク産業の育成を図っていますが、どれもこれも、他国から盗み取ったというのでは、栄光ある中華民族の歴史の汚点となるのではないかと案じているのです。

 英国では、訪問したトランプが味噌糞に言われているようです。
 傍目で見ていても、高貴で、気品があり、落ち着き払った女王陛下に、成り上がり者が不遜な振る舞いに出ていると思われるのです。
 ちょうど、いま、書いている本の、公卿にとって代わろうとする武者のありようとよく似ているなと思っているのです。

 王室の尊厳を軽々に扱い、畏敬の念を抱くことを知らない、ちょっとおバカなアメリカ人として、トランプはそのステレオタイプであると思ったのです。
 配慮のない、傲慢な姿は、見ていて見苦しいものであると私などは感じてしまうのです。
 挙句に、プーチンを前に、臆するその姿を、きっと、心あるアメリカ人は情けなく思ったにちがいありません。

 中国の習近平もまたトランプと同じだと思っているのです。
 なんでも、北京で、ちょっとした事件があったようですね。一人の女性が、習近平の印刷された顔に墨をぶっかけたそうです。
 それも、名を明らかにして、SNSでも、それを広めたようです。

 そして、その女性、いま、行方知らずになっていると言います。

 定かなことではないのですが、中国共産党内でなんらかの動きがあるようです。 
 往往にして、何かがあると、まず、国営メディアがなんらかの動きを示します。

 新華社は、毛沢東から後継者として指名された華国鋒の個人崇拝がいかに進められたかを書き、党内で起きた批判を改めて流しているのです。
 なぜ、今頃、華国鋒なんていう名前が出てくるのかが、その憶測の根底にあります。

 そして、習近平の名を冠した思想教育も中止されたり、習近平の写真やポスターを全て撤去せよという指示が公安から発せられてもいるのです。
 きっと、名を公にして、墨を習近平の顔に浴びせた女性も、それら一連の動きと無縁ではないと思っているのです。

 アメリカは、欧米の同盟国から総スカンを喰って、中国は、人民と党内の反習近平勢力から糾弾されようとしているのです。

 こんなニュースを聞くと、なんだか、清凉な炭酸ジュースを飲んだ後のような気分の良い、感じがするのはきっと私だけはないと思っているのです。





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<時の感覚というのは、実に不思議です。
縄文と弥生の人々が共存して、互いに文化を交流させている姿を思うことも、時には争いに発展することも、私は、想像をするのです。
さらには、世代間の違いにも思いをいたしたり、文化を異にする外国の地で、思いにふけったりもするのです。
人間なんて、人類の歴史から見れば、この世で活動する期間などわずかなものにすぎません。
しかし、そのわずかな時間でさえ、永遠に記録に残すことも可能なのです。
今回の作品はそうした意図を反映した作品なのです。>

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