「悪夢くん」こんにちは

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東京駅9番線のホームから見た光景です。こう見ると、東京駅は、すごい駅だとわかります。こんな駅、世界のどこにもありません、それにしても、いつものことなんですが、かつての東京人である私も、いまはつくばの人間、あの人混みを前にして、ちょっとためらってしまうのです。だって、つくばではあれだけの人間の群れなど見ないからです。


 暑さばかりが原因ではないのです。

 夢見が悪くて、目を覚まして、枕元の時計をみると、床に入ってからまだ1時間しか経っていないのです。
 その間に、私は、恐ろしい「悪夢くん」たちに襲われているのです。

 時には、樹上ハウスのベランダから飛び降りる夢であったり、ゴジラに追いかけられていたり、試験に落ちて愕然としていたり、頭が禿げ上がっていても学生服を着て学校に通っているそんな夢でうなされるのです。
 
 夢とは、抑圧された欲望があって、それによる不安の反映したものだ、と言います。

 確かに、子供の頃、怪獣映画に熱をあげて、怖いもの見たさにあのゴジラを西新井カンコウという映画館に見に行きました。 
 自慢ではないですが、学校の試験には何度となく落ちています。
 それに二十代の後半まで私は大学生でした。
 人の倍も学校にいたのです。

 だから、抑圧された欲望とか、それによる不安がないわけではないのです。

 そんなことを思うと、私は、Posttraumatic stress disorderではないかと思ったりするのです。つまり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)というやつです。
 調べて見ますと、この病気は、トラウマが原因であると言います。

 人と人との軋轢で心に障害を負っているのです。

 重症のPTSDは、生涯を通して、この「悪夢くん」に襲われると言います。
 あるいは、そのトラウマを軽減するために、あえて、「悪夢くん」に出てもらって、心に打撃を与えないようにしているんだという医者もいました。

 いや、「悪夢くん」が明け方あたりにくるならわかるのですが、床について、しばらくしてやってきて、目覚めて、時計を見たら、1時間くらいしか経っていないことに、実は、私不安になるのです。
 でも、その後、寝付かれないということもなく、続きを見てやろうと思うかどうかは判然としませんが、すぐに寝付いて、続きを見るときもあれば、そうでない時もあるのです。

 一体、俺の脳はどうなっているんだと思うのです。

 さらに調べていくと、「悪夢障害」なるものがあることがわかってきました。
 夜間に目覚め、不快な夢を見る症状、それは恐怖や怒り、嫌悪感を伴う不快な感情を伴い、その内容を明確に覚えている。
 そして、それは明け方に見ることが多いとあります。

 明け方にみるを除けば、その症状にあたります。

 私はきっと「悪夢障害」という病気なんだ。
 でも、もう少し読み進めていきますと、こんな文言が出てきました。

 <頻繁に悪夢を経験する人というのは、
    実は、他者への配慮に富んだ人であり、
      寛容で、芸術性や創造性に優れていることが多い。>

 なんだか嬉しい文言ではないですか。

 私は、自分が嫌になるくらい配慮ができる人間であり、そのため、強く前面に出ていくこともなく、実に謙虚であるのです。(自分で言うのもなんですが)

 ですから、厳しさよりは優しさを大切にし、規律の上に寛容をおくことができるのです。
 そのため、教師としての私は、さほどの優秀な教師であったわけではないのです。

 芸術性や創造性は他者が見据える観点ですから、自分ではどう判断していいかわかりません、と書けるところなども、私の配慮がよく出ているところです。

 感受性が強いから、「悪夢くん」が来やすいのか、と私一人納得したのです。

 私は床に入ればものの数十秒で眠りに入ります。
 実に、寝付きのいい人間なんです。
 
 「健全な睡眠とは、通常、眠りが急に浅くなり、5分から20分程度のレム睡眠に入ることを言う。」なんて文言を覚えています。

 Rapid Eye Movement(急速眼球運動)の頭文字をとってREM睡眠と名付けられました睡眠状態です。
 私の目玉はあちこちと動き回り、脳は、見えない目で何かを探しているのです。

 そう、あの「悪夢くん」を探しているのです。

 科学的分野で説明すれば、レム睡眠時には、脳内のタンパク質の合成がピークに達して、肉体が正常に機能するように修正維持されるているのです。
 レム睡眠は、その人の心持ちの調節と実際体験した過去の記憶の統合にも不可欠だとみられていると言います。
 ですから、私の脳は、私の目玉をくるくると動かし、脳の中にあるこの体験を無造作に結びつけ、遊んでいるのです。

 私、絶対にそうに違いないと思ったのです。

 そうすることで、脳をリセットし、不要なものを排除し、ちょっとまだ持っておこうかなと言うものを元あった場所にしまったりしているのだと。
 そんなことをあてずっぽうに考えていると、「悪夢くん」がなんだか愛おしくなってくるんです

 だって、悪夢くんが私の脳の中を掃除してくれているんですから、ありがたいと思わなくてはならないと考えたからです。





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<時の感覚というのは、実に不思議です。
縄文と弥生の人々が共存して、互いに文化を交流させている姿を思うことも、時には争いに発展することも、私は、想像をするのです。
さらには、世代間の違いにも思いをいたしたり、文化を異にする外国の地で、思いにふけったりもするのです。
人間なんて、人類の歴史から見れば、この世で活動する期間などわずかなものにすぎません。
しかし、そのわずかな時間でさえ、永遠に記録に残すことも可能なのです。
今回の作品はそうした意図を反映した作品なのです。>

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