私学よ、東大を目指せ!

sungmfamsjrnfaksemd
初めてサングラスを与えられた子供たち、ちょっと大人になったみたいに、眼に映る世界のまた違った様子に、その三者三様を描いたものです。


 ある大手の百貨店の社長さんが業績不振の責任をとって退くことになったというニュースがありました。
 つくばの街にあった唯一の百貨店もついこの間店を閉じたばかりなので、百貨店業界が厳しい状況下にあるということがよくわかります。

 では、消費は下降気味なのかというと、駅の中や駅に隣接する店などは、ことごとく繁盛して利益を上げているというのです。
 つまり、客が欲する品物を置いてあるのか、ちょっと空いた時間で買い物ができるのか、そして、安くて良い品物があるのか。
 どうやら、そこに成否を分ける秘密がありそうです。

 駅の中や駅に隣接する店では、売り上げが悪いと出店契約を切られるといいます。
 つまり、客がその店を求めていないという結論にいたるのです。
 ですから、客のニーズに応えるために相応の努力がないとここでは生き残れないのです。

 しかし、名を重んじる百貨店業界では、昔からの業者との関係を大切にし、良い品物、しかし、幾分値もはる品物、そして、固定化した裕福な客層だけを相手にしすぎた結果、業績を上げることができなかったというのです。

 この考えはよく分かります。
 まったく、その通りだと思いもします。
 ネットで、ものが買える時代というのは、自宅に居ながらにして、品物を多角的に判断できることが可能な時代です。キーボードを押せば、翌日には品物が届くのです。実際使ってみて、気に入らなければ、返却も可能なのです。

 そんな時代に、旧態依然とした「あきない」が立ち行くはずがありません。

 実は、それは学校も同じなのです。
 学校は生徒がいなければ、成り立ちません。
 公立なら、生徒がいなくなれば廃校、近隣の学校と統合し、教師たちも移動すれば済むことですが、私学はそうはいきません。
 死に物狂いで生徒を集めなければなりません。
 そうでないと、職を失うことになります。あるいは、惨めな思いで教育活動に従事することになります。

 教育の現場では、生徒の活気があって、初めて、成果を上げうることができるのです。

 少人数クラスとか、一人ひとりに目が届く教育とか素晴らしい言葉が羅列されますが、生徒を伸ばし、社会で活躍する人材を育てる教育現場というのは、熾烈な競争と大多数の中で頭一つとびだすことができる環境が必要なのです。
 それをしてきたのが、これまでの私学のあり方でした。

 私学は生き残るために、東大に、あるいは、京大に何人の合格者を出すかを競ってきました。
そのために、成績を上げるための工夫をし、時には、かなりせこい手を使ってでも、その数字を求めてきたのです。

 今月も10日に東大の合格発表がありました。
 伸ばした学校、落ち込んだ学校、安定感のある学校と、各校それぞれに喜怒哀楽を見せたことと思います。

 東大に生徒を入れることに執着するなんて教育現場のやることではないという意見があります。
 でも、日本の最高峰の、しかも、国の支援が殊の外厚い東京大学に生徒を送り込む教育というのは、決して間違いではないのです。
 生徒にとって、この条件は素晴らしいことなのですから、そこを目指して勉強することはきっと人生において実りをもたらすことにつながるのです。
 
 教師には、教え子を東大に送り込むために、まず、情熱がなければいけません。
 自分が東大に行くくらいの情熱です。
 学校も、生徒を東大に送ることを全面に押し出していかなくてはなりません。
 自分の好きな大学に行きなさいとか、グローバリズムの中で海外の大学にという安易なものでは、その学校は少子化の日本の中で生き残ることはできないのです。

 東大を目指し、その結果、早慶、あるいは、海外大学というのでなくてはならないのです。

 小売業界が旧態依然としたあり方で衰退していったのと同じように、私学も、生徒が数多いた時代の、栄光の歴史におんぶに抱っこでは消えて無くなることは目に見えているのです。

 私学が最上位のレベルで生き残るためには、青年の持つ意欲を信頼することにつきます。
 彼らは、青年特有の自尊心を強く持ち、自らの可能性を愚かなくらいに信じているのです。

 甲子園を目指さない野球部に優れた部員が集まらないのは自明の理です。
 同じように、東大を目指す学校に、強い自尊心と可能性を信じる心を持つ生徒が集まることは、火を見るよりも明らかなことです。

 生徒集めに汲々として、いじめのない学校とか綺麗事を並べて、授業もままならない学校になっている私学の多いことを憂慮しています。
 少子化の中で、学校ヒエラルキーの中で、自尊心と可能性を持つ生徒の入学を機するには、私学が構造改革をしなくてはならないと、東大の合格者一覧を見て考えるのです。


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